国際免許証

- 国際免許証/国外免許証 (2005年10月参考、警察庁サイトより抜粋) -

我が国は、1949年にジュネーブにおいて締結された道路交通に関する条約(通称「ジュネーブ条約」)を締結しており、同条約では、条約締約国(現在、91か国が締結しています)は、他の締約国が発給した同条約の附属書9又は附属書10の様式に合致する免許証(以下「国際免許証」)を所持する者に対し、上陸の日から起算して1年間(ただし、当該国際免許証の有効期間内に限る)は、自国において運転することを認めることとされています。詳細は下記警察庁及び警視庁ホームページを御覧下さい。

警察庁

- 現在の条約締約国は下記 -

[ アジア ]
インド、大韓民国、カンボジア王国、シンガポール共和国、スリランカ民主社会主義共和国、タイ王国、日本、バングラディシュ人民共和国、フィリピン共和国、マレーシア、ラオス人民民主共和国

[ 中近東 ]
イスラエル国、キプロス共和国、シリア・アラブ共和国、トルコ共和国、ヨルダン・ハシミテ王国、レバノン共和国

[ 太平洋 ]
オーストラリア、ニュージーランド、パプア・ニューギニア、フィジー共和国

[ アフリカ ]
アルジェリア民主人民共和国、ウガンダ共和国、エジプト・アラブ共和国、ガーナ共和国、コートジボアール共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、シェラレオネ共和国、ジンバブエ、セネガル共和国、中央アフリカ共和国、チュニジア共和国 、トーゴ共和国、ナミビア共和国、ニジェール共和国、ベナン共和国、ボツワナ共和国、マダガスカル共和国、マラウイ共和国、マリ共和国、南アフリカ共和国、モロッコ王国、ルワンダ共和国、レソト王共和国

[ ヨーロッパ ]
アイスランド共和国、アイルランド、アルバニア共和国、イギリス、イタリア共和国、オーストリア共和国、オランダ王国、ギリシャ共和国、キルギス共和国、グルジア共和国、サンマリノ共和国、スウェーデン王国、スペイン、スロバキア共和国、チェコ共和国、デンマーク王国、ノルウェー王国、バチカン市国、ハンガリー共和国、フィンランド共和国、フランス共和国、ブルガリア共和国、ベルギー王国、ポーランド共和国、ポルトガル共和国、マルタ共和国、モナコ公国、ルーマニア、ルクセンブルク大公国、ロシア連邦、旧ユーゴスラビア共和国

[ 北中南アメリカ ]
アメリカ合衆国、アルゼンチン共和国、エクアドル共和国、カナダ、キューバ共和国、グァテマラ共和国、ジャマイカ、チリ共和国、ドミニカ共和国、トリニダードトバゴ共和国、ハイチ共和国、バラグアイ共和国、バルバトス、ベエネズエラ・ボリバル共和国、ペルー共和国

御覧のように、中国はジュネーブ条約加盟国ではないので国際免許証は使えません。中国で使用可能な免許証は、直接中国で取得する必要があります。パスポート、ビザ(居留証)、日本の免許証を持っていれば、取得は意外に安く簡単なようですが、居留ビザが必要になります。中国は現在、15日以内の滞在であればビザは必要ありません。この辺りはかなり曖昧なので、追って詳細を調べてみますが、ビザ(査証)だけでの免許証取得は無理かと思います。カルネも使えません。現時点で調べたところ、中国の場合、近隣諸国を除いて車の一時輸入を認めているのは新彊ウイグル自治区とチベット自治区だけで、更に難しい申請が必要なようです。

纏めると、シルクロードを自前のバイクで横断するには、まず国際免許証が使用不可の為、中国での運転免許証取得が最優先事項となります。また、日本から直接中国に渡る場合に、カルネは使用出来ないので、高い関税(中国の国内産業保護の為、かなり高額の模様)を払う必要も出て来ます。どう考えても現実的ではありません。例えばロシア経由で新彊ウイグル自治区、チベット自治区の通過を考えても、中国での運転免許証取得は必須ですし、煩雑な手続で書類及びナンバーを揃える必要があります。また、厳格に規定されている入出国の日付にタイミングを合わせなければいけません。取り敢えず可能性は追ってみますが、かなり厳しいそうです。どちらにしろ、バイクを持ち込む以前に国境を行ったり来たりで、どうもロシア経由が現実的なルートのようです。
ビザ(査証)については下記を御覧下さい。

中華人民共和国駐日本国大使館

中国、コネでもない限りバイクでの国境越えは難しそうです。シルクロード経由、今後の中国情勢の変化を期待しつつ、情報収集を続けたいと思います。公共機関の一個人に対する無関心は伝わりますが、タイミングを見計らって中国領事館には直に出向こうと思います。日本国も含め、門を叩けるだけ叩いてみたいと思います。今後はロシア経由アフリカ入りを検討します。ユーラシア大陸横断です。ロシアは国際免許証も利用できますし、過去に走破した例も幾つかあるので現実的です。富山県は伏木港、そして新潟からウラジオストックまで、数は少ないようですが貨客船も出港しています。