Archive for 'Life'

路地裏でニトロ

Posted 30 11月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, 医療 | コメントは受け付けていません。

使用率は年に三回程度ですが、ニトロペンは欠かさず持ち歩いている薬です。数日前、約6ヶ月振りに舌下しました。心臓の具合は判断が難しいのですが、日常的には違和感が基準となります。この日は歩いている途中、路地裏で強い動悸を感じました。心筋虚血なのか、歩くこともままならなくなります。痛みはなかったので、自力で人通りの多い場所へ移動。小さな公園の入り口の狭い階段に座り、ピルケースを開けました。翌日は回復したのですが、二日後の早朝、更に強い違和感が再来しました。ただし、この時も痛みはなかったので、自力で救急病院へ行きました。診断結果は不安定狭心症かもしれないとのこと。心筋梗塞の前駆症状です。ただし、この病院には私の詳しいカルテがないので、既往歴と心電図等から考えられる「予測」でした。

週明け、薬が嫌なのと諸々の理由で行かなくなった病院に出向きました。少し遠いのですが、この病院には私の過去のカルテがあります。二年振りだったので医者には怒られましたが、「今すぐどうこうは無い」との言葉に安心しました。過去のデータから見ると数値が少しおかしいので検査は続きますが、漠然としてないので精神的には救いがあります。

個人的にですが、私は自分の体のデータを知っている、現場の医者しか信じないようにしてます。たかだか専門書を2~30冊読んだ程度、検体は自分一人、なのに勘違いする人もいるので。複数の臨床経験が、信頼のための最低条件となります。個人のデータより先に方法論を語ってくるなど問題外です。まずはその人の状態を先に聞くとか、調べるのが先でしょう。エゴの形は物事の順番で決まります。

病気になる理由は様々です。運、遺伝、不摂生など一緒くたには出来ません。でも、どうあれ患ってから必要なのは治療なので、自分の体のデータベースを保存していると役に立ちます。病歴は究極の個人情報だし、カルテはどちらかと言えば負の遺産ですが、救いにもなります。もし健康であるなら、年に一度くらいの検診をお薦めします。私はこの数日、「三度目の心筋梗塞も起こりえる」と医者に言われ、週末痛みが出た場合は「直ぐに救急車を」と指示され、ある程度の覚悟をしました。でも、毎回怖いです。この感じ、決して慣れません。食欲もなくなるし、食べても不味いです。

健康な時には実感出来ないのが健康なので、人に禁煙や禁酒を勧めるつもりはありません。食も含め、文化や芸術に繋がってる場合もあります。薬物まで行くと話は別ですが、他人に迷惑を掛けなければ、スタイルの選択はそれぞれでよいかと思います。ただ、病気をすると楽しくなくなるし、体は二度と元に戻りません。もしも周囲に大事な人がいるのなら、絶対に考えるべきリスクです。

日に五錠というのは嫌なのですが、二年間ニトロ以外の薬を飲まなかったので、今回は指示通り薬を飲んで様子を窺おうと思います。まだ死にたくありませんし。ちなみに今回強く思ったのは、一部では実現されているようですが、医療データのクラウド化でした。全データを共有するのはかなり難しいと思いますが、実現すると多くの手間が省けると思います。

モンスターズ / 地球外生命体

Posted 27 11月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Movie | コメントは受け付けていません。

映像、カメラワーク、脚本、どれを取っても一級品のB級イギリス映画。

Stanley Cowell 「Travelin’ Man」

Posted 24 11月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, 音楽 | コメントは受け付けていません。

アルバム「Regeneration」から一曲、Jazzは詳しくありませんがこの曲はお気に入り。SOLO PIANOに収録されている重いバージョンも良いです。

Bon Iver 「Wash」

Posted 23 11月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, 音楽 | コメントは受け付けていません。

2011年「Bon Iver」から「Wash」。「For Emma, Forever Ago」は2008年の名盤でした。今回もまたアルバムを通してお薦めの一枚、透明度の高いファルセットボイスです。

行かずに死ねるか! 世界9万5000km自転車ひとり旅

Posted 18 11月 2011 | By | Categories: Blog All, Books, Life, , 自転車 | コメントは受け付けていません。

いつかは読もうと思っていた作品ですが「人の旅より自分の旅が先だろう」とスルーしていました。でも、リハビリがてら始めたウォーキングが2,250kmを超えたので、距離的には1/38と全く及びませんが、よい機会だと思い読んでみました。

総てがある、とまでは言いませんが、多くの様が詰まっています。最高のノンフィクションであり、珠玉のロード・ノベルです。最近読んだ本では小説「1Q84」がベストでした。「ノルウェイの森」以来村上春樹は好みじゃないのですが、三巻とも夢中になって読みました。でも「行かずに死ねるか!」はこれまで読んだ本の中でもベストに入ります。初版は2003年だし、安易に両作品を比較出来ませんが「終わらないで」と思いながらページを捲ったのはとても久し振りで、個人的には「1Q84」を超えました。言葉はシンプル、でも稚拙ではありません。個人的にはK・ローレンツの「攻撃」や三島由紀夫の「潮騒」を読んだ時と同じくらいに楽しみました。最高の読み物です。

描写が適度なので、決して現地に行った気にはなりません。だから旅に出掛けたくなります。以前、西表島で出合った自転車乗りは北海道から走って来たと言ってました。あまりに逞しい脹ら脛を見た際、バイク乗りの私は咄嗟に「敵わん」と思いました。でも、旅には様々な形があるので、比べる必要はありません。互いの無事を祈り、自転車乗りもまた決してエンジン付きを馬鹿にすることなく、握手を交わして別れました。「僕もバイクは大好きです。でも、いつの日か試しに自転車で旅をしてみて下さい、きっとハマリますよ」と。その清々しさがこの作品にもあります。相手のスタイルに敬意を払う姿です。

日常のウォーキングにもドラマはあります。例えば夏の炎天下、汗だくで歩いていると、弾けるような笑顔を浮かべながら小さな女の子が近付いてきました。何をするかと思えば、握りしめていた団扇で私を扇いでくれました。豪雨の中歩いていると、オバチャンが「傘貸してあげるから」と声を掛けてくれたこともあります。悪い人もいますが、心優しい人もいます。

歩くにはとてもよい季節です。「世界9万5000km」には及びませんが、目を懲らせば日常もルートに成り得ます。その延長線上に異文化はあるし、道も続いています。歳を重ねる毎に長旅は難しくなりますが、長い目で、時間や現実に押しつぶさることなく私も地図を埋めたいと思います。ちなみに写真はウォーキングコースの一部、晴れた日の夕暮れはなかなかの風情です。

九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開

Posted 02 11月 2011 | By | Categories: Blog All, News | コメントは受け付けていません。

九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開

昨日のニュースです。
メール問題の根が企業の体質にあるというのは、多くの人が分かることだと思います。「地元の了解、ある意味必要ない」という発言は、その根が何も解決してないことの表出だとも思います。3.11、福島原発メルトダウンの根と同じで、嫌な匂いがしました。日本の縮図を物語っています。少なくとも、避けられない理由があって稼働するにしても、最低限対話は必須かと。対話の省略と暴力の発芽は連動していて、世界を見渡せばそれは明らかです。「地元の了解、ある意味必要ない」という言葉を思い出しながら九電のWeb Siteのトップページを見ると、気持ち悪い体質の恥ずかしい企業だとしか思えなくなります。一先ず、今回の九州電力の対応は忘れないようにしたいと思います。

九州電力 ホーム

岩井俊二監督「friends after 3.11」

Posted 24 10月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Movie | コメントは受け付けていません。

岩井俊二監督「friends after 3.11」

Steve Jobs

Posted 07 10月 2011 | By | Categories: Apple, Blog All, Computing, Life, | コメントは受け付けていません。

十年程前からでしょうか、appleの製品は既存の技術を組み合わせただけで「技術的な革新はない」と言われてきました。でも個人的な感想として、iMacの登場以来技術的革新よりも、パーソナルコンピュータが生活の道具として人とどう関わっていくのか、その関係性の提供をより明確にしようとした企業に振れた、と感じていました。私にとってSteve Jobsとはその象徴でした。印象的なエピソードとしては1990年代後半の広告「Think Different」や、以前にも掲載した2005年6月12日に行われた米国スタンフォード大学の卒業式でタイポグラフィの話などがあります。

今でも覚えてますが、初代iPodを購入した際、ある雑誌の記事にホイール部分の機械的な構造が日本の技術に比べて劣っているとありました。でも、この製品は、それまで十数曲しか保存出来なかったmp3プレイヤーにハードディスクを積むことで、ライフスタイルがとても豊になるというのが本質でした。当時はまだまだ面倒だった曲の転送も、データを大量に保存することで手間を省けました。その後iPodに音楽を詰め込んで、私は日本中をバイクで走りました。それはとても楽しいことでした。技術的にはどこの企業も可能だったはずなのに、当時、そのデバイスを提供したのはappleでした。今もそのスタイルは変わらないように思います。だからこそSteve Jobsの「One More Thing」がとても楽しみでした。テクノロジーが生活にどう溶け込むのか大きな期待がありました。ウォークマン世代の私にとってはSonyに託した未来を、米国のappleが地道に体現した、といった感じになります。

いつの日か訪れるだろうと思っていたその日が訪れて、とても寂しく思います。まさか泣くとは思っていなかったのに涙が流れたのは、Steve Jobs達が創り上げた製品郡が、深く生活に入り込んでいたからなのでしょう。iPodとPowerBookを抱え、北は北海道、南は与那国島まてバイクで旅した日々を、とても懐かしく感じました。

MacやiPodの誕生、iTunesの成熟、iPhone、途中バグを抱えながらも折れること無く地道な作業を繰り返したのがSteve Jobsなのだと思います。タブレットPCにしてもAppleが先駆者だった分けではありません。それでも時間を掛けてインフラを整え、再定義して開花させようとしています。iPhone 4Sにしても、中には予測裏切りとの話もありますが「初代 – 3G – 3GS – 4」と来てるんだから、4Sは予想通りです。iPhoneは容量を除くとモデルが一つしかないので、途中改良版を投入してバージョンを上げる方法は健全でしょう。アップデートされた内容も現実的です。一ユーザーからすれば、焦ってiPhone 5を出してくるよりも安心しました。たかだか一年で飛躍されても困ります。

Steve Jobs亡き後、テクノロジーとライフスタイルをバランス良く繋ぐのは誰なのか、Apple、Microsoft、Google、それぞれに期待したいと思います。私は次回の旅にiPadを持参すべく、まずはiPad3の登場を待ちたいと思います。

拘りと哲学のある製品はやっぱり面白い、感謝です。

合掌。

Like Move Video? (Long) 3000 Photos, 930 People.

Posted 29 9月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, | コメントは受け付けていません。

Like Move Video? 5000 miles, 930 people & Hitchhiking!

The Liberators – Denga feat. Jojo Kuo

Posted 07 9月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, 音楽 | コメントは受け付けていません。

1997 BBC Perfect Day Video & Christmas Promos

Posted 05 9月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Video, 音楽 | コメントは受け付けていません。

オリジナルは1972年、Lou Reed「Perfect Day」。Lou Reedと言えばThe Velvet Underground、例えば1970年代頃のRare Grooveからでも遡ると辿り着くバンドの一つだと思います。
※後半はBBCのクリスマス、プロモーション映像

高島野十郎

Posted 13 8月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, News | No Comments

私には好きな日本人芸術家が二人います。一人は放浪画家の「山下清」。もう一人は久留米出身の写実家「高島野十郎」、本名高島彌壽(やじゅ)です。「山下清」と「高島野十郎」、同じ方向を向いているのに対極の芸術家のように思います。「山下清」は子供の頃、まず作品よりもテレビ番組「裸の大将放浪記」が入り口でした。初めはそのイメージが強かったのですが、ある時「長岡の花火」のコピーを手にしてその作品に強く惹かれました。その後十代の終わり頃、初めて「山下清」の展覧会へ出掛け、「長岡の花火」を含む数々の実際の作品を見ました。画集などでは伝わらない貼り絵の奥行きや躍動を前に、更に強く心が震えました。これまで、例えばミレー、ゴッホ、ゴーギャン、シャガール、北斎などを見に行きましたが、アウトサイダアートなども含めあの瞬間を未だ超えることが出来ません。

野十郎との出会いは「蝋燭」。心に残ったので調べてみると、その生き方がまた響きました。東京帝国大学農学部水産学科を主席で卒業後、画壇に属さず、独学で絵を学び、純粋無垢な画家として生き抜きます。生家は資産家で画家の血脈もあり環境に恵まれた点はありますが、生涯を掛けて写実の一点を貫いたのですからやはり凄いです。そこで、今回久留米市にある石橋美術館で開催中の「高島野十郎 里帰り展」を見に行ってきました。とても興味深い展覧会でした。

個人的な感想ですが、野十郎の写実は科学者としての視点があるように思います。年代毎の作風の違いや、その時代に受けたであろう影響も作品には滲んでると思いますが、内面を色濃く映し出すと言うより、ありのままのとても自然な写実のように感じます。だから、私は野十郎が好きなのだと思います。「魚介類の観察図」など、学生の頃に書いたとされる絵はやはり原点で、とても印象に残りました。もしも高島野十郎に興味を持ったのならば、個人的には見るべき作品の一つだと思います。その後の闇の象徴として捉えた「月」や「蝋燭」「からすうり」などに繋がります。「高島野十郎 里帰り展」では「蝋燭」が石橋美術館別館に集められているのでかなりお薦めです。

ちなみにこの日は盛夏でした。福岡市内は朝方雲も多かったのですが、久留米に到着した三時頃には青空が広がってました。移動には西鉄電車を利用。久留米駅から石橋美術館までは徒歩。

照り返しの為か、SUNTOの簡易温度計は40度を超えてます。

Ocean Sky

Posted 11 7月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Video | No Comments

ocean-sky

Ocean Sky from Alex Cherney on Vimeo.

s_11

Posted 02 7月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Photos, Video | No Comments

s_11 from Ben on Vimeo.

The Arctic Light

Posted 05 6月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Video | コメントは受け付けていません。

The Arctic Light from TSO Photography on Vimeo.

SUMMER TIME BLUES (原子力はもういらねぇ!)「忌野清志郎」

Posted 30 5月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Video, 音楽 | コメントは受け付けていません。

気概のあるミュージシャンでした。やっぱり格好良いです。
RCには「アイ・シャル・ビー・リリースト」という名曲もあるので、興味がある方は是非。

私は長崎に生まれたので、小さな頃から原爆の話をよく耳にしました。
原爆と原発を同列には語れませんが、リスクは同じです。
それでも、大人になり、国情を知り、原発は必要なのだろうと考えてきました。
事故は絶対に起こらないと信じていたので。
「想定外」という言葉はないと思ってました。
ところが今回の事故です。
たった一度でも、安全が壊れ、土が汚れ、人が汚染されたのなら、
原発は存在意義を失います。
今回、事実として事故を起こした原発が福島にはあり、
今もなお問題は解決されず、
影響の結果も、その多くは数年後にしか分かりません。
何も起こらないのか、
それとも多くの人が死んでいくのか。
過去の原発事故のデータと、汚染の統計を照らし合わせれば、
予想は可能かと思います。
ただし、それも正確なデータを知ることが出来れば、の話になります。
「パニック回避」という子供騙しや、
そもそも嘘つきが多いので難しいかもしれませんが。

日本にとって電力は必要なのかもしれません。
でも汚染のない環境は大前提になります。
もしも人が不当に死ぬのであれば本末転倒になります。
例えば苦痛があっても、原発に依存しないエネルギーに移行するべき、
というのは普通の考え方でしょう。
効率的な方法の一つであった原発は、
土や人を汚したことで不要なことを証明してしまいました。
「311」は原発が死んだ日としても記憶されることと思います。

約束のハドソン川

Posted 18 5月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Movie | コメントは受け付けていません。

物語は淡々と進むし、飾り気もないので人によっては退屈かも知れませんが、個人的には珠玉の一作でした。全編を通して描かれる移り変わる旅の風景と音楽、答えのない普遍的なテーマが、少しだけ日常を離れた場所を舞台に描かれていました。何気ないのにとても鮮烈な作品です。ロードムービーとしても、人を描いた物語としても心に残りました。

The Mountain

Posted 24 4月 2011 | By | Categories: Blog All, Life, Video | コメントは受け付けていません。

by Terje Sorgjerd

The Mountain from Terje Sorgjerd on Vimeo.